東京のスタッフ(舞さん)による、そば紹介ブログです。
先日、昼食にお蕎麦をいただきました。
海外の人にとっては、あまり馴染みの無い「蕎麦」。日本人は様々な機会で口にします。
食べ方も様々です。竹などで編まれたザルに冷たいお蕎麦をのせて、お箸でよそって別の器に入っているだし汁に付けて、それをまた持ち上げて吸って食べます。
この時、音を出して食べることに海外の方は驚かれるかもしれません。日本では、麺類に関しては音を出して食べても良いのです!
これは、前に海外の友人に、「“美味しい”を表現するのにわざと音を出すのよね?」と言われたことがありますが、それも一理。色んな説があるかもしれませんが蕎麦は吸って食べるのが一番美味しく頂ける。だからだそうです。
冷たいお蕎麦だけではなく、温かいお蕎麦もあります。トッピングに天麩羅類をのせて食べるもの、鴨肉と一緒に頂くお蕎麦も有名です。
年末には、「年越し蕎麦」を食べます。これは、蕎麦が他の麺と比べて切れやすいことから「今年1年の災難を翌年に持ち越さないで、断ち切る。」と言った意味合いがあります。
新しい場所へ引っ越した際にも、近隣の挨拶に乾燥した蕎麦も持って回り、蕎麦が細く長いことから「末永く宜しく。」といった意味で配る地域もあります。
ただ一つ気をつけなくてはいけないのはアレルギーです。蕎麦が作られる「蕎麦粉」でアレルギー反応が出る人がいます。また蕎麦の汁は、かつお節を使用していることが多いのでベジタリアンの人は好まないかもしれません。
もし、何も心配が無いようでしたら、是非日本で食べてみてください!駅の中には、「立ち食い蕎麦」と言って、安価ですぐ食べられるものもありますし,
目の前で蕎麦を打って、出してくれるお店もあります
お水が綺麗な田舎の方では、蕎麦打ち体験が出来る箇所もあります。
自分で打ったお蕎麦を頂く、これも日本で出来る良い経験かもしれません。