東京スタッフ、明子さんからの「青森ねぶた祭り」レポート!
「ねぶた祭り」は本州最北端にある青森の代表的な夏のお祭りです。
「ねぶた祭り」は大きな山車を曳きまわすお祭りです。大きさは横9mx奥行7mx高さ5m、重さは約4トンあります。これが約30台、次々とパレードをします。上の光っている部分、カラフルでとてもきれいですね。この部分はほとんどが紙(和紙)と木材だけでできています!骨組みを止めるための針金と電灯(昔はろうそくでした)以外は全て紙と木です。そして全部手作りです!パレードしながらこのねぶたをクルクルと廻したり、観客席に勢いよく迫っていく様は圧巻ですし、その美しさに魅了されます。ねぶたにかける青森の人たちの情熱、熱いです!
ねぶたのもう一つの見ものは「ラッセーラ、ラッセーラ。ラッセラッセラッセラ!」と掛け声をかけながら跳ねまわる「はねと」と呼ばれる人達です。青森の他の町でもねぶた祭りが開催されますが、この跳ねまわる踊りが見られるのは青森市だけです!この踊りは見るだけではなく参加もOK。ルールはただ一つ、「はねと」の正装をするだけです。映像にはよく映っていませんが、みんな体中に鈴を付けています。跳ねるたびにこれがジャラジャラと鳴って、よりテンションを高めてくれます。私は今回は見るだけ。次回はぜひ参加したいと思います!
夏の青森は東京と変わらない暑さでしたが、冬は数メートルの雪が積もる豪雪地帯です。農作業が忙しい春と秋の間の短い季節に、思いっきりエネルギーを爆発させるお祭りが「ねぶた祭り」です。東北の人たちはシャイで自分の感情をあまり表わさないと言われますが、そんな人たちの熱い情熱に触れ、私もたくさんエネルギーをもらいました。青森は自然が豊かで食べ物もおいしく、良い温泉もたくさんあって元々好きでしたが、今回の旅でよりファンになりました。今現在で最新型の新幹線で3時間ちょっとで行けるので、多くの方にぜひお勧めしたいです!